Airペイ(エアペイ)とCoiney(コイニー)を比較!手数料・初期費用はどっちが安い?

 


2019-07-2更新


目次

    1. Airペイ(エアペイ)とCoiney(コイニー)の特徴
      • Airペイ(エアペイ)
      • Coiney(コイニー)
    2. 決済の種類
      • 主要決済について
      • クレジットカードの支払い方法について
      • それ以外の決済(ブラウザ決済・請求書決済)
    3. 費用周り
      • 導入コスト(決済端末代金等)
      • 導入後(決済手数料・振込手数料)
    4. 売上の締日と入金サイクル
      • 売上の締日と入金サイクルが重要な理由
      • 取引銀行毎の締日と入金サイクル
    5. 決済端末の特徴と評判
      • デザイン
      • 対応OS
    6. その他関連サービスと連携サービス
    7. キャッシュレス・消費者還元事業と軽減税率の内容
    8. 導入する方法(審査に必要な書類と期間)
      • 審査に必要な書類
      • 審査スピード
      • 審査基準
    9. AirペイとCoineyのどちらを選ぶべきか
      • おすすめ
      • (Coineyより)Airペイがおすすめな人
      • (Airペイより)Coineyがおすすめな人

はじめに

Airペイ(エアペイ)・Coiney(コイニー)共に4大スマホ決済サービスと呼ばれているサービスのうちの一つです。4大スマホ決済サービスは他にSquare(スクエア)と楽天ペイがあります。

今回はこの2つのサービスに焦点をあて、比較する形でそれぞれを導入するメリットやデメリットを比較検討します。

 

本題に入る前に言及しておくと、

1. AirペイもCoineyもどちらもおすすめのサービスです。

2. それぞれに特徴があり、導入に適する事業者は異なります。

3. 決済端末は、(執筆時点)期間限定で「無料」で手に入ります。

4. 実際に使ってみて比較することが最も好ましいです。

 

スマホ決済の比較方法について、各社のホームページを見ると「決済端末のキャンペーン」が目立ちますが、これだけに惑わされず、導入時・導入後のメリット・デメリットをバランスよく考慮することが大切です。様々な観点から比較しましたので、自身にとって重要視する項目についてよく吟味してみてください。

 



1.Airペイ(エアペイ)とCoiney(コイニー)の特徴

  • Airペイ(エアペイ)の特徴

エアレジとの連携で全てを管理!

Airペイはリクルートライフスタイルが提供している決済サービスで、iPhoneかiPadに端末をBluetoothで接続して利用します。

リクルートライフスタイルは決済サービスとともにPOSアプリ「エアレジ」も提供しています。

エアレジとAirペイを連携させることにより、決済から売上管理までまとめておこなうことが可能です。

Airペイ(エアペイ)の公式サイトはこちら

 

  • Coiney(コイニー)の特徴

2012年に日本で生まれ所謂Fin Tech企業のコイニー株式会社が運営する大手スマホ決済サービスです。

CoineyもAirペイと同じくBluetooth接続の決済端末です。

Coineyの決済サービスは主に3つに分かれています。

決済端末でクレジットカードや電子マネーに対応するサービスを「Coineyターミナル

Wechat Payにも対応したQRコード決済用の「Coineyスキャン」

3つ目はオンライン決済ができる「Coineyペイジ」があります。

自社のモバイルPOSは提供していませんが、多くのサービスと連携しています。クレジットカードの2回払いに対応しているのも一つの特徴です。

 

Coineyの公式サイトはこちら


2.決済の種類

  • 主要決済について 
Airペイ Coiney
クレジットカード Visa、Mastercard、American Express、Discover、Diners Club、JCB Visa、Mastercard、American Express、SAISON CARD、Discover、Diners Club、JCB
電子マネー 交通系(Suica等9社)、QuickPayiDapple pay 交通系(Suica等9社)
QRコード決済 d払い、PayPay、LINE Pay、WeChatペイ、アリペイ WeChat Pay

まず、クレジットカードの対応状況については、CoineyがSAISON CARDにも対応しています。次に、電子マネーは、交通系9社に加え、AirペイはQuickPay、iD、apple payにも対応しています。そして、QRコード決済は、Wechatペイを採用していることは共通しています。Airペイはそれに加え、d払い、PayPay、LINE Pay、アリペイの4種にも対応しています。

しかし、PayPayとLINE Payに関しては、それぞれ直接契約して導入することで手数料を節約できるキャンペーンが実施されています。というのも、そうすることでPayPayは2021年9月30日まで、LINE Payは2021年7月31日まで決済手数料が無料になります。そのため、注意が必要です。

まとめると、決済の種類だけで判断するとAirペイの方が優れています。しかし、Airペイが扱っているQRコード決済の中には直接契約したほうが決済手数料がお得であるものがあります。また、CoineyはAirペイが対応していないSAISON CARDに対応しています。この2点から、どちらが優位かは断言できないと言えます。

 

  • クレジットカードの支払い方法について

 

Airペイ Coiney
一括払い 対応 対応
2回払い 非対応 対応 ※VISA、Mastercardのみ
リボ払い 非対応 対応 ※VISA、Mastercardのみ

Airペイは一括払いにしか対応していませんが、Coineyは2回払いやリボ払いにも対応しています。

したがって、高額商品を取り扱っている事業者さんにはCoineyがおすすめです。

 

  • それ以外の決済(ブラウザ決済・請求書決済)
Airペイ Coiney
ブラウザ決済 非対応 対応
請求書決済 非対応 対応

ブラウザ決済にも対応しているCoineyがおすすめです。


3.費用周り(初期費用・ランニング費用)

  • 導入コスト(決済端末代金等)

決済端末に加え、POSレジ、レシートプリンター、タブレット等の周辺機器のコストがあります。

Airペイ Coiney
決済端末代金 18,334円(税抜)※キャッシュレス・消費者還元事業制度の利用で無料 18,334円(税抜)※キャンペーン期間中無料
POS 無料 なし
レシートプリンター等 軽減税率利用した補助(4分の1の価格で購入可) なし

1)決済端末代金 

定価はどちらも税抜き18,334円となっています。

決済端末代は1台目に限るとどのスマホ決済サービスでも「キャッシュレス・消費者還元事業」の制度利用で無償で提供されます。

Coineyは制度適用外であっても、キャンペーンを適用して無償で利用できます。

 

2)POS(モバイルPOS)

Airペイは、AirREGIというモバイルPOSアプリが無料で利用できますが、iOS端末にのみ対応しており、Android OSには対応しておりません。

 

3)レシートプリンター等の周辺機器

 

Airペイは独自の対応機器を販売しています。

Airペイ「軽減税率対策補助金のA-3型 (モバイルPOSレジシステム)」の登録企業の為、対象の周辺機器の導入の際、期間限定で4分の1の価格で購入することができます

 

  • 導入後(決済手数料・振込手数料) 
Airペイ Coiney
決済手数料 クレジットカード  

Visa、Mastercard、American Express ※3.24%

Discover、Diners Club 、JCB※3.74%

Visa、Mastercard、American Express、SAISON CARD ※3.24%

Discover、Diners Club、JCB ※3.74%

 

電子マネー 交通系9社※3.24%

QuickPay、iD、apple pay※3.74%

交通系9社※3.24%
QRコード決済 d払い、PayPay、LINE Pay、WeChatペイ、アリペイ※3.24% WeChatペイ※3.24%
ブラウザ決済・請求書決済 なし 3.24% (VISA,Mastercard)
月額費 なし なし
振込手数料 無料 売上10万円以下 200円

上記は通常時(キャッシュレス消費者還元事業の期間を除く)の導入後に掛かる主な費用です。

PayPayとLINE Payに関しては、それぞれ直接契約して導入した方がお得になるので注意が必要です。PayPayはお客がQRコードを読み込む方式の場合2021年9月30日までLINE Pay2021年7月31日まで決済手数料が無料になります。

i)決済手数料

同種類の決済方法の手数料は2つとも同じなので、差はありません。

ii)月額費

Airペイ、Coineyともに月額費用はかかりません。

ⅲ)振込手数料

Airペイは無料で、Coineyは売上高が10万未満の場合、振込手数料が200円かかります。月ごとの売上が10万円に満たない場合AirPayがお得ですが、Coineyの最短入金サイクルを適用した場合の5日間ごとの売上が10万円以上の場合差はありません。

 

Airペイ(エアペイ)の公式サイトはこちら

Coiney(コイニー)の公式サイトはこちら


4.売上の締日と入金サイクル

 

  • 取引銀行毎の締日と入金サイクル
金融機関 手動 / 自動 現金化の日数
Airペイ みずほ・三菱UFJ・三井住友 自動 6日~10日
その他 ※ゆうちょ銀行は含まない 自動 6日~16日
Coiney 手動 10日~14日
自動
20日~50日

1)Airペイ

みずほ・三菱UFJ・三井住友銀行は5,10,15,20,25日,月末締めで締日前日までの売上金が5日後に入金される月6回入金です。その他の銀行は10,20日,月末締めで締日前日までの売上金が5日後に入金される月3回入金です。

なお、入金サイクル等に関わらず、ゆうちょ銀行は振込先として指定できないので注意が必要です。

2)Coiney

金融機関に関係なく、手動入金と自動入金に分かれます。 手動入金の場合、 5,10,15,20,25日,月末の月6回まで入金依頼が可能です。依頼後1~2営業日以内に入金されます。 自動入金の場合、前月の売上が20日に入金されます。

 

どちらかといえばAirペイの方が入金が早いです。

この2つのうちのどちらでもありませんが、4大スマホ決済サービスのうちの1つであるSquareの入金は最速翌日と最も早いので、入金サイクルを重視しているのであればSquareを検討されることをおすすめします。

Square(スクエア)の公式サイトはこちらから

 


5.決済端末の特徴

続いて、決済端末のデザインと対応OSについてです。

  • デザイン
     
     

 AirPAY                                                 Coineyターミナル

                

AirPay QR                                                    Coineyスキャン

Coineyペイジ

 

カードリーダーに関して、端末の形はほとんど同じですが、Airペイは黒、Coineyは白という点が異なっています。

  • 対応OS

AirペイはiOS端末にしか対応していません。CoineyはAndroid端末にも対応していますが、電子マネー決済はiOS端末にしか対応していないので注意が必要です。

とはいえ、クレジットカード決済にはAndoroid端末も対応しているので、Coineyの方が優れているといえます。

 

Airペイ(エアペイ)の公式サイトはこちら

Coiney(コイニー)の公式サイトはこちら

 


6.その他関連サービスと連携サービス

 

  Airペイ Coiney
POSレジ AirREGI SmaRegi / Ubiregi / POScube / Bionly  / Loyverse POS / NEXPO / Orange Operation / MAIDO POS
会計 / 税金 Money Forward / freee / YAYOI SMART CONNECT / FXシリーズ Money Forward / freee
商品 / 在庫管理 AirREGI  
アナリティクスとレポート AirREGI  

決済以外のサービスに関して、Airペイは会計以外のサービスを自社のアプリで提供していて無料で利用できます。 それに対し、CoineyはPOSレジ・会計ソフト共に他社と連携する形をとっていて、たくさんの種類の中から好きなものを選ぶことができます。 したがって、お得に利用したいのであればAirペイ、Coineyと連携しているものの中に使い慣れたソフトウェアがあり、それを利用したいのであればCoineyを選ぶのがおすすめです。


7.キャッシュレス・消費者還元事業と軽減税率の内容

Airペイ Coiney
キャッシュレス・消費者還元事業 1)決済端末無料(申込み月の6か月後の月末までに審査通過をすることが条件)

2)iPad無料提供(申込み月の6か月後の月末までに審査通過をすることが条件) 3)決済手数料 実質2.16% (~2020年6月30日)

※アリペイ、WeChat Payは対象外

1)決済端末無料(~2020年4月下旬予定)

2)決済手数料 実質2.16% (~2020年6月30日)

※Discover、WeChat Payは対象外

軽減税率対策補助金 A-3型 なし
キャンペーン情報 (2019年7月2日時点) 1)タダノリキャンペーン( 〜 2020年5月31日)

※利用金額の条件やキャッシュバックではなく、審査通過後に発送されます。

※キャッシュレス・消費者還元事業適用外の方でも可

キャッシュレス・消費者還元事業に関して、Airペイは決済端末に加えiPadが無料で提供されるキャンペーンがあります。(ただし、利用実績の縛り、たとえば特定の時間帯に使用しないことが禁止されているなどがあり、条件が厳しいです。また、条件を満たせなかった場合後から端末代金と手数料が請求されます。条件を満たせるかどうかよく検討してください。

Coineyはキャッシュレス・消費者還元事業の対象でなくても決済端末を無料で導入する申請をすることができます。

したがって、キャッシュレス・消費者還元事業の対象になりAirペイの定める条件を満たせる場合はAirペイ、そうでない場合はCoineyがおすすめです。

 

Airペイ(エアペイ)の公式サイトはこちら

Coiney(コイニー)の公式サイトはこちら

 


8.導入する方法(審査に必要な書類と期間)

  • 審査に必要な書類

両社とも、法人(登記簿謄本)個人事業主(開業届)が必要で、業種・業態により必要な書類が変わります。

  • 審査スピード

Airペイは3日程度で審査が完了します。

 

審査1 VISA / Mastercard / SAISON CARD 最短翌2営業日
審査2 WeChatPay 審査1通過後、最短翌3営業日
審査3 電子マネー 審査1通過後、最短翌7~10営業日
審査4 JCB / American Express / Diners Club / Discover 審査1通過後、最短翌5営業日

Coineyに関しては上の表のように決済の種類に応じて、2段階で4種類の審査が行われ、最短で全ての審査が完了するまで10営業日かかります。

 

ちなみに、Squareは最短即日から利用でき、他社に比べ圧倒的に早いです。

  • 審査基準

スマホ決済全般共通ですが、業種・業態依存で審査結果が変わります。取り扱い業者の可否は各ホームページで確認してください。

 

 


9.AirペイとCoineyどちらを選ぶべきか

  • おすすめ

再び言及しますが、実際に使ってみて比較することが最も好ましいです。

  • (Coineyより)Airペイがおすすめな人

・ 入金サイクル重視派

・売上金額に関わらず振込手数料を無料にしたい

・ 対応する電子マネーの種類を充実させたい

・ POSレジアプリを無料で使いたい

・ できるだけ短期間の審査で導入したい

 

  • (Airペイより)Coineyがおすすめな人

・ クレジットカード決済の種類を充実させたい

・ 高額商品を取り扱っている

・ ブラウザ決済、オンライン決済を利用したい

・ 連携させるPOSレジのソフトウェアにこだわりたい

・ クレジットカード決済に関してAndroid端末を対応させて使いたい

・ キャッシュレス・消費者還元事業の対象にならないが、決済端末を無料で導入したい

 

  • AirペイとCoineyどちらも使いたい人

・WeChatペイ利用者(中国人観光客)を取り込みたい

・会計ソフトは freeeかMoney Forwardを利用

 

●今回紹介したサービス
QRコード決済に強いAirペイについてもっと詳しく
オンライン決済対応のCoineyについてもっと詳しく

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