キャッシュレス決済を導入するメリットについて解説

  1. キャッシュレス決済について
  2. キャッシュレス決済を導入するとどんなメリットがある?
  3. まとめ

キャッシュレス決済を導入するメリットについて解説

長らく現金至上主義の続いていた日本ですが、最近ではQRコード決済のシェアが急激に伸びるなど、キャッシュレス決済の注目度が高まっています。店舗でも今のうちにキャッシュレス導入を行えば、政府やキャッシュレス決済代行会社の援助でコストを抑えながら、新規顧客の集客などが可能になります。
今回はキャッシュレス決済とはそもそも何か、そして導入のメリットを店舗向けに分かりやすく解説していきます。「今話題になっているキャッシュレス決済の内容をしっかり掴んでおきたい」、「キャッシュレス決済を自店舗で導入したら、どんなメリットがあるのか知りたい」という方はぜひご覧ください。

キャッシュレス決済について

ここではまず、キャッシュレス決済とは何か理解していきましょう。

◇そもそもキャッシュレス決済とは何か?
キャッシュレス決済とは、「キャッシュレス(現金なしで)」支払いを行う手段を指します。基本的に現金で支払わない方法は、すべてキャッシュレス決済に分類されます。

つまり、クレジットカードやQRコード決済の様に自動で引き落としが完了する決済がキャッシュレス決済となります。
キャッシュレス決済が日本で普及していなかった理由として、「導入の手間や費用がかかり、決済手数料も高い」という点がありました。

昔は各クレジットカード会社と直接契約が主流で、決済端末の購入費かかったり初期設定費用が必要だったりと、キャッシュレス決済の導入にはいろいろな場面で手間とコストがかかる仕組みでしたので、導入の敷居が高くなっておりました。
さらにコストをかけて導入しても決済手数料が高いので、店舗側も導入メリットを上手く出せずキャッシュレス化が進まない要因となっていました。

しかし最近ではキャッシュレス決済代行会社と契約することで、複数のキャッシュレス決済を一度にまとめて導入することが可能になりました。また導入費用が無料になるキャンペーンも充実しているので、コストを抑えて導入できます。さらに決済手数料も低めに設定されるようになり、利益も以前より出しやすくなっています。

ちなみに2019年10月1日からは消費税の増税が行われ、消費者の経済的負担が増えます。そこで政府では消費の冷え込みを防ぐために、消費税の増税開始と同日に「キャッシュレス・消費者還元事業(キャッシュレス・ポイント還元事業)」をスタートさせます。
この制度には、キャッシュレス普及率が韓国の約96%、アメリカの約40%など諸外国に対して約20%と、まだまだ低い日本のキャッシュレス決済の人口を増やす目的もあります。
今後もキャッシュレス・消費者還元事業により、キャッシュレス決済の普及率は確実に伸びるでしょう。

◇キャッシュレス決済にはどんな種類があるのか
キャッシュレス決済には、次のような種類があります。

・後払い式・・・クレジットカードなど、利用金額が後日引き落とされる形式
・即時払い式・・・デビッドカードなど、利用金額がその場で引き落とされる形式
・前払い式・・・電子マネーなど、前もってチャージした分を金額として利用する形式

後払い式に対応することによって、前払いが不安なお客様に対してアピールすることができます。とくにネットショップなど、本当に商品が届くのか心配なお客様に対して集客効果を期待できます。一方で金額の未回収リスクもあるため、キャッシュレス決済代行会社を利用して債権回収を行ってもらうなど対策が必要です。
また、即時払い式はその場で銀行口座からお金が引き落とされるので未回収リスクがなくなります。店舗側からすれば一番いい決済方法でしょう。
前払い式は、前もってお金として使えるデータを銀行口座や店舗レジなどでチャージすることで、チャージ分から決済されます。前払い式も金額の未回収リスクがなくなりますが、前払いに抵抗があるお客様に対してアプローチができないというデメリットもあります。

このようにキャッシュレス決済方式にも一長一短があります。消費者の中には複数の方式を使い分けながら利用している方もたくさんいます。そのため、店舗側ではあらゆる形式のキャッシュレス決済に対応すればするほど集客率も上がり、得られるメリットも大きくなります。

キャッシュレス決済を導入するとどんなメリットがある?

ここからは、キャッシュレス決済を導入するメリットを解説していきます。

◇各社ポイント還元によりユーザーの購買意欲アップを期待できる
キャッシュレス決済では率の違いはありますが、ほとんどのサービスでポイント還元が特典として付与されています。お客様はキャッシュレス決済を使った方がお得にお買い物できるので、キャッシュレス決済を導入すればお客様のお店での購買意欲を上げられます。
さらに前述したとおり、2019年10月1日からは増税対策としてキャッシュレス・消費者還元事業も開始されます。店舗側ではキャッシュレス決済を導入して、「一般社団法人キャッシュレス推進協議会」に加盟店申請することで、決済時お客様に中小店舗は5%、大手チェーンのフランチャイズ店舗は2%のポイント還元ができます。
ポイント還元時の予算は経済産業省が用意した分から支払われるので、店舗側で負担する必要はありません。そして各キャッシュレス決済会社のポイント還元と組み合わせて、増税後も高い集客効果が期待できます。

◇業務の効率化
現金での支払いは「お客様にお金を出してもらい、店員がお金を受け取り、お釣りを渡す」という一連の作業が発生し、決済時間が長くなってしまいます。

キャッシュレス決済だと現金なしで決済できるので、やり取りが簡略化されてスムーズに決済が完了します。結果お客様対応がスムーズになり、業務効率が上がります。そして店員の作業的負担も軽減可能になります。

◇現金支払いによる釣り銭が不要
現金決済で釣り銭を管理していると、釣り銭をこまめに補充する手間もかかり、お客様に渡すお釣りを間違えたりする人的ミスもあります。

キャッシュレス決済だと釣り銭が不要になるので釣り銭補充に時間を割かずに済みますし、お釣りの受け渡しミスもありません。またレジ内の現金自体が減ることで、レジ締めなどの時間を取られがちな作業も効率化できます。

◇期間限定でお得に導入が可能
中小店舗でキャッシュレス決済サービスを導入する場合は、キャッシュレス決済代行会社と政府の支援を利用すれば低コストでサービス導入が可能になります。

例えば今、キャンペーンなどを駆使してシェアを広げているQRコード決済サービス「PayPay(ペイペイ)」では導入費0円で、2021年9月30日まで決済手数料も無料になっています。また政府ではキャッシュレス・消費者還元事業の一環として、対象の中小店舗のキャッシュレス決済機器導入費用を無料にしたり、決済手数料の3分の1を負担したりといった支援も行っています(2019年10月1日~2020年6月30日まで)。
こういったキャッシュレス決済事業者や政府の支援を活用すれば、低コストでキャッシュレス決済を導入できます。

まとめ

新規顧客の集客やレジ業務の効率化など、キャッシュレス決済を導入すればさまざまなメリットを受けられます。今ならばキャッシュレス・消費者還元事業や各キャッシュレス決済代行会社のキャンペーンなどを活用して、低コストでキャッシュレス決済を導入できます。
キャッシュレス決済の導入は気になっていたが、今までコスト面などで折り合いがつかずに困っていた」という方は、ぜひこの機会にキャッシュレス決済を導入してみてください。