Mastercardコンタクトレスとは?導入に向いている事業者や導入方法について

Mastercardコンタクトレスとは?導入に向いている事業者や導入方法について

キャッシュレス決済のスタイルが多様化し、クレジットカード決済にも、素早く決済ができる「コンタクトレス決済」が導入されました。コンタクトレス決済には交通系ICチップやモバイル端末によるものも含まれますが、クレジットカードのコンタクトレス決済にはとくに、カードの情報漏えいや不正利用の防止という目的があります。JCBやVISAなど、コンタクトレス決済を導入しているクレジットカードはいくつかありますが、今回はMastercardコンタクトレスの概要や魅力、利用に向いている事業者や導入方法をご紹介していきます。

Mastercardコンタクトレスとは?

前述のようにコンタクトレス決済とは非接触型の決済であり、カードやデバイスを専用の端末機にかざすだけの簡単な支払いが魅力の支払い方法です。そのなかの1つとして各種クレジットカードによるコンタクトレス決済があります。Mastercardコンタクトレスとはその名のとおり、国際的にも有名なMastercardが提供する支払い方法ですが、とくに海外での普及率が高いのが特徴的です。 日本に訪れる海外ユーザーを取り込むきっかけにもなるので、導入することは新たな客層の獲得にもつなげられるでしょう。また、各種対応店舗だけでなく、公共交通機関やタクシー、自動販売機などでも導入されています。

◇Mastercardコンタクトレスに対応しているクレジットカード

すべてのカードが対応しているわけではないため、決済に使用するカードが対応しているのか確認する必要があります。Mastercardコンタクトレス機能は、「ウェーブマーク」か「PayPassマーク」がついているカードであれば使用できます。なお、カードをApple Payに登録すれば、カードを持ち歩くことなくサービスを利用することも可能です。

以下Mastercardコンタクトレスに対応しているカードをご紹介します。

・OricoCard PayPass
・UPty PayPass
・イクスピアリカード
・Colette・Mareカード
・NIFTY Card

Mastercardコンタクトレスのメリットとは?

消費者側にばかりメリットがあると思われがちなMastercardコンタクトレスは、導入することにより事業者側にもメリットがあります。ここでは消費者と事業者双方にとってのメリットについて紹介します。

◇消費者側のメリット

・素早い決済
メリットとして、暗証番号の入力や記名などを省け、カードやデバイスを専用端末にかざすだけという“素早い決済”が挙げられます。Mastercardコンタクトレスではユニバーサル・シンボルマークをタップするだけで支払いができます。他の手荷物を持っていたりお子さまを抱っこしていたり、また時間がないといったときにも、決済の煩わしい手間が省けることは消費者にとって大きなメリットと言えます。

・高いセキュリティ技術
Mastercardコンタクトレスでは安全な暗号化の技術およびゼロライアビリティーの保護により、積極的な詐欺防止に努めているため、安心してサービスを利用することができます。カードの情報は暗号化、厳重に保護され、タップしたあとは無線によりその情報が送信されます。また、ゼロライアビリティーとは、不正使用により生じた支払いについて、カード会員には支払い義務が生じないという規定で、これがMastercardコンタクトレスにも適用されています。なお、間違えて2度タップしてしまった場合でも、支払いは1回分のみとなっています。これらのことから、安心して使用することができます。

・ポイントが貯まる
普段のクレジットカードによる支払いと同様にポイントが貯まります。少ない金額の利用でもポイントが貯まる点は嬉しいメリットだと言えます。

・海外でも利用できる
利用できる場所は国内だけではありません。海外の加盟店でも使用することができます。Mastercardコンタクトレス決済は海外でも広く普及していることから国外でも利用でき、旅行の際など、さまざまなタイミングで支払いが行えます。

◇事業者のメリット

・素早い決済
決済にかかる手間を省略できることは消費者だけでなく事業者にとってもメリットです。
お客さまの回転率が速い店舗であってもレジの混雑などを防ぐことができ、レジの人員を増やすことを回避できます。レジにおける決済のスピードが上がれば、その他の仕事に人員と時間を回すことができ、業務全体の効率を高められます。

・集客効果
消費者にとっては決済の種類が豊富な方が利用しやすいと言えます。Mastercard自体が世界で第2位の決済業務会社であるため、それだけ会員数も多く、Mastercardコンタクトレスでの支払いができることはカード会員の集客アップにつながり、ほかでキャッシュレス決済を普段から利用しているユーザーを新規で取り込むきっかけになるでしょう。 また、Mastercardコンタクトレスは海外でも利用されていることから、外国人などの観光客に対する集客効果も期待できます。

・業務上のミスの低減
業務上、人的ミスはどうしても起こる可能性があります。しかし、Mastercardコンタクトレスでの支払いはすべてデータによって処理されるため、釣銭の渡し間違いなど業務上に起こり得るミスを防ぐことができます。

Mastercardコンタクトレスの導入方法と導入に向いている事業者

◇どんな事業者に向いているのか?

Mastercardコンタクトレスはファストフード店や駅前にある店舗など、利用者の入れ替わりが激しく、レジ業務をスピーディに行う必要がある店舗で、とくに高い効果を感じられます。
基本的にカードやモバイル端末をかざすだけで支払いが完了するので、待機時間を作らずに次のお客さまの対応を進めることが可能です。 レジに長蛇の列ができてしまう場合や、金銭の受け取り時にトラブルが多い店舗は、Mastercardコンタクトレスの導入を検討した方が良いでしょう。

◇Mastercardコンタクトレスを導入するには?

導入の準備として、まずはSquare(スクエア)を導入しましょう。
Square(スクエア)はキャッシュレスサービスの1つでタッチ決済にも対応しています。Squareが提供している新型の「Square Reader」を使うことで、Mastercardコンタクトレスでの決済を行えます。
Square Readerは、見た目もコンパクトでシンプルなため、レジ回りを大きく変えずにキャッシュレス決済を自店で利用できるようになります。 さらに、Square Readerを導入することによって、他の非接触型決済も同時に導入することができます。
詳しくはSquare(スクエア)の公式サイト

まとめ

Mastercardコンタクトレスは消費者と事業者の双方にたくさんのメリットがある決済方法です。消費者にとって何より他と違うのは、高いセキュリティ技術により、安全に利用できるという点です。また事業者にとっては、とくに支払いスピードを求められる店舗におすすめであると言えるでしょう。
まだキャッシュレス決済を導入していない店舗はもちろん、既に何かしらの支払い手段を利用している店舗も、Mastercardコンタクトレスの特徴は把握しておきましょう。
導入は非常に簡単で、すぐにでも自店に取り入れることができます。 業務効率を上げてお客さまの満足度を上げるためにも、導入を検討してみてはいかがでしょうか。