Squareが新キャンペーンを開始!カードリーダーに加えてあれまで無料に!

2020年1月21日、大手決済代行会社Squareが 新キャンペーンを開始しました。その名も「ピピっとお試しキャンペーン」です。今回はこのキャンペーンの概要やSquare社の意図、キャンペーンの背景、事業主の方々にとってのメリット等を解説していきたいと思います。

「ピピっとお試しキャンペーン」について解説

目次

  1. キャンペーンの概要とSquare社の意図
  2. クレジットカード決済についての復習
  3. キャンペーン開始の背景
  4. 事業主の方へのメリット
  5. まとめ

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1.キャンペーンの概要とSquare社の意図

ここではまず、今回のSquareのキャンペーンの概要について確認していきましょう。

名称 ピピっとお試しキャンペーン
期間 2020年1月21日(火)- 2020年3月31日(火)
概要 対象期間中、Square Reader (7,980円)とSquare Reader専用ドック(2,000円)のセットを無料でプレゼント。キャンペーン用の在庫がなくなり次第終了。
対象事業者 Squareの有効なアカウントの作成が完了しており、キャッシュレス・消費者還元事業へ不参加の方または同事業へ参加申請をしたが、審査が通過しなかった方
参加方法 Squareのアカウント作成→Squareからのキャンペーンの招待メールを受信→メールに記載されている「ID」「パスワード」「クーポンコード」をキャンペーン注文ページに入力
キャンペーンページ https://squareup.com/jp/ja/l/amex-free-reader

名称

今回のSquareのキャンペーン名は「ピピっとお試しキャンペーン」です。

この「ピピっと」という擬音と最上部の画像が意味するのは、また後程説明しますが今回のキャンペーンの意図が【クレジットカードのタッチ式決済の浸透】にあるということです。

クレジットカードのタッチ式決済についてわからない方はこちら

期間

今回のキャンペーンは2020年1月21日(火)- 2020年3月31日(火)ということで約2か月間のキャンペーンとなります。このキャンペーンの終了予定日が現在国が行っている還元事業に伴ったキャンペーンの終了時期と合致していることから、Square社は最終的な加盟店舗の獲得数をさらに増やすためのラストスパートをかけにきていると考えられるでしょう。

実際このキャンペーンの対象事業主が新規事業主に限られていることから、それは間違いないと思われます。

このSquareが加盟店舗拡大のための勝負に出ているということが何を指すかというと、これから加盟する店舗へのメリットをこれまで以上に強化しているということです。この記事で詳しく解説していきますので、是非導入をご検討ください。

概要

このキャンペーンでは、7,980円のSquare Reader と2,000円のSquare Reader専用ドックの約1万円分のセットを無料で手に入れることが出来ます。これまでの還元事業に伴うキャンペーンではSquare Reader のみの無料プレゼントでしたが、それに加えて充電機能や斜めにSquare Readerを設置する形のため決済の際にお客様からタッチしやすくなっているという利便性を持った専用ドックも無料で貰えるようになりました。

←Square Reader

 ←Square Reader専用ドック

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2.クレジットカードタッチ式決済についての復習

タッチ式決済とは、Visaのタッチ決済やMastercardコンタクトレス、JCBコンタクトレスなどの種類があります。これらは一定額以上(日本だと大体1万円まで)の買い物ならば従来のクレジットカード決済のようなスキャンや暗証番号入力が必要なく、ちょうどSuicaやPASMOなどの交通系電子マネーを利用する際のように決済端末へカードを近づけるだけで決済が可能になるというものです。日本ではまだそこまで身近な存在にはなっていませんが、マクドナルドやTSUTAYAなどではすでに対応開始され、徐々に対応店舗数も拡大していっています。

対応店舗には以下のロゴが付いているので、機会があったら見てみてください。

タッチ式決済についてより詳しく知りたい方はこちら

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3.キャンペーン開始の背景

今回のキャンペーン開始にはSquare社が加盟店を増やしたいという意図の他にもう一つ背景があります。

それはクレジットカードタッチ決済の時代に備えているということです。

つまりクレジットカードタッチ決済の時代が間近に迫ってきているのです。

詳しく見ていきましょう。

海外でのタッチ式決済

まず、そもそものキャッシュレス決済(クレジットカード決済やアプリ決済など)の浸透具合が海外と日本とでは雲泥の差であるということはご存知かと思います。こちらの表をご覧ください。

国名 キャッシュレス比率
韓国 96.4%
イギリス 68.6%
中国 65.8%
オーストラリア 58.2%
カナダ 56.3%
スウェーデン 51.5%
アメリカ 46.0%
フランス 40.7%
インド 34.8%
日本 19.9%

https://www.paymentsjapan.or.jp/wordpress/wp-content/uploads/2019/04/Cashless_Roadmap_2019.pdf

この表は「キャッシュレス・ロードマップ2019」(一般社団法人キャッシュレス推進協議会)に掲載されている表で、2016年時点の決済比率の上位10か国を示したものです。

タッチ式決済に話を戻すために日本はひとまず置いておいて、第2位のイギリス、第4位のオーストラリア、第5位のカナダに注目します。

まず第2位のイギリスです。英国カード協会の調査によると、イギリスのキャッシュレス決済を導入している全店舗のうち62%の店舗がタッチ決済を導入しています。さらに現金を含めた全ての決済方法のうちクレジットカードタッチ決済は22%を占めていると言います。

ここまでキャッシュレス決済の中でもタッチ決済が普及した背景には、2012年のオリンピックロンドン大会があります。オリンピック会場内でのキャッシュレス決済が全てVISAカードとVISAのタッチ決済に統一され、そこから交通機関の支払いにも利用ができるようになり、人々の生活に一気に根付きました。現在となってはロンドンのバスは現金での取り扱いをやめ、完全にキャッシュレス化をしています。

次に第4位のオーストラリアですが、この国は世界で最もタッチ決済の導入が進んでいる国です。オーストラリア内の大手2大スーパーマーケットが導入したことで急速に広まりました。オーストラリアでは約8割の人が週に1回はタッチ決済を利用するそうです。

最後に第5位のカナダですが、この国はキャッシュレス決済のうち約半数がクレジットカードタッチ決済です。カナダでは2014年10月17日以降に「POSレジを導入・刷新をする際、タッチ決済対応端末の導入を義務付ける」という政策をとられています。やはり国が導入を義務付けることは非常に普及の要になっているようです。

日本のタッチ式決済

では日本のタッチ式決済について見ていきましょう。

皆さんクレジットカードタッチ決済の「規格」と言われてピンとくるでしょうか?

クレジットカードタッチ決済は決済端末とクレジットカードを近づけることで決済が可能になることですが、当然その「近づける一瞬でデータを読み取る技術」というものが必要不可欠ですよね。

その技術のことをNFC(Near Field Communication)と呼びます。そしてその技術を様々な会社が開発し、似て非なる様々なバージョンのものが生まれますよね。

そのバージョンのことを「規格」と呼びます。

タッチ決済における国際基準技術として登録されているNFC規格は「NFC Type A」・「NFC Type B」・「NFC Type F(FeliCa)」の3つです。

「NFC Type A」はオランダのNXPセミコンダクターズ社が、「NFC Type B」はアメリカのモトローラ社が、「NFC Type F(FeliCa)」はソニーが日本で開発しました。

世界のクレジットカードタッチ決済(VISAのタッチ決済・Mastercardコンタクトレス・JCBコンタクトレス・American Expressコンタクトレス)は「NFC Type A/B」に対応しています。

一方で日本国内の「NFC Type F(FeliCa)」はSuicaやPASMO、WAON、nanacoに使われています。しかし日本国内以外ではほとんど使われていません。

この利用状況が何を指すかというと、このまま「NFC Type F(FeliCa)」にしか対応できていなかったら外国から来たクレジットカードタッチ決済を利用したいお客様に対応出来ないということです。

そして日本は2020年に東京オリンピックが開催されます。2012年のイギリスのようにタッチ決済を普及させるには最高の機会というわけです。

この、まだタッチ決済が普及していない日本という市場と、オリンピックというチャンスにSquareは目をつけたようで、いち早く「NFC Type A/B」対応のタッチ決済機能を持ったSquare Reader を開発しています。

この強みをSquareはキャンペーンとともに押し出していくことでさらなる加盟店を増やそうという作戦なのでしょう。

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4.事業主の方へのメリット

ここではこのタイミングでSquareを導入することの事業主の方へのメリットを見ていきたいと思います。

無料特典が豪華

今このキャンペーン期間中にSquareに申し込むとSquare Reader (7,980円)とSquare Reader専用ドック(2,000円)のセットを無料で貰うことが出来ます。前回のキャンペーンよりSquare Reader専用ドックがついたことでお得感もより増しているのは嬉しいでしょう。

オリンピックへの対応が完璧にそろう

Squareを導入すれば通常のカード決済はもちろん、最新技術である「NFC Type A/B」対応のクレジットカードタッチ決済決済も可能になるため、海外からのお客様との取引もよりスムーズに行うことが可能になります。

このタイミングで申し込むことによるメリットはこれに留めますが、そもそもSquareを導入することによるメリットは山ほどあります。

そのSquareのメリットを完全に知りたい方はこちらをご覧ください。

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5.まとめ

如何だったでしょうか。今回のキャンペーンは今まで以上にお得で、事業主の方にとってのメリットも非常に大きい最高のキャンペーンです。

またタッチ決済が主流になってくるであろう将来的なことを考えると、「NFC Type F(FeliCa)」にしか対応できていない決済サービスを導入してしまうと、いざタッチ決済を導入したいとなった際二度手間になってしまいます。

様々なサービスがあり、悩むかもしれませんが今回のキャンペーンを機にSquareをご自身の店舗にも導入してみてはいかがでしょうか。