アジア圏の決済方法を網羅!?Alipay(アリペイ)コネクトついて解説!

Alipay(アリペイ)コネクトについて解説

目次
1.Alipayについて
2.Alipayコネクトについて
3.決済代行会社について
4.おすすめの決済代行会社のご紹介
5.まとめ

Alipay(アリペイ)コネクトについて解説

今回は、Alipayコネクトというサービスについて詳しく解説していきます。
Alipayコネクトは中国系QRコード決済であるAlipayを中心としてアジア各国の決済ブランドとの連携させることでできた総合決済サービスのことで、Alipayコネクトを申し込み・導入することで様々な国の主要QRコード決済をまとめて導入することが出来ます。
今回はそんなAlipayコネクトについて、まずAlipayそのものについて解説したうえでご説明し、その後おすすめの決済代行会社のご紹介までしていきたいと思います。
是非この記事を参考にして、最適なキャッシュレス決済の導入を目指してください。

1.Alipay(アリペイ)について

Alipayコネクトについて解説する前に、まずはおおもとのAlipayについて解説していきましょう。

・Alipayとは

Alipayは中国の大手企業アリババグループの関連会社であるアントフィナンシャルサービスグループが運営を行っている決済サービスで、スマホでQRコードを読み取るだけで予め登録してある銀行口座やクレジットカードで決済をすることができます。
Alipayのもととなったサービスが2004年の12月から開始され、現在の名称であるAlipayになったのは2014年10月からです。
2019年には利用者数が全世界10億人を超え、まだまだ順調に伸びているQRコード決済サービスです。
Alipayは提供するサービスを決済のみに絞るのではなく、個人間での送金機能、公共料金支払い機能、銀行より利息の大きい預金機能など利用者の生活に密着したサービスを展開することで中国国内で圧倒的な支持を得ています。また、Alipayはユーザーの方は使えば使うほど「芝麻信用」という最近話題の所謂AIスコアのようなものの点数が上がっていくという特徴を持っているということからも、如何にAlipayが中国国内において人々の生活に密着しているかということがよくわかると思います。
日本国内においては、2017年1月に大手コンビニチェーンのローソンが対応を開始し、そこからリクルートライフスタイルの提供するAirペイ加盟店舗、PayPay一部加盟店舗での利用が可能になり、徐々に日本国内においても利用可能店舗数を増加させています。

・導入タイプ

Alipayは4種類のタイプを用意しています。

①POS型


POSレジのバーコードリーダーで、お客様のスマートフォンに表示されたアリペイのバーコードを読み取るという形のタイプです。日本では今最もポピュラーな方法でしょう。

②端末型


レシートプリンター、カメラが内蔵された専用端末を使って、お客様のスマートフォンに表示されたアリペイのバーコードを読み取るという形のタイプです。

③タブレット型


店側のタブレットに表示されたQRコードをお客様がスキャンして決済するタイプ。たとえPOSレジや専用端末がなくてもアプリをダウンロードすればすぐに使用できます。

④ステッカー型


中国国内では最も人気のある方法で、ステッカーのQRコードをお客様に読み取って頂き、金額を入力してもらうことで決済を完了させる方法です。初期費用がほとんどかからないのが魅力です。

・費用・入金関連

次に決済代行会社を通さずに、個別でAlipayを導入した場合にAlipayを利用していくうえでかかってくる費用や入金関連です。

・初期導入費用
無料

・月額固定費
無料

・振込手数料
2万元(約30万円)までなら無料

・決済手数料
決済代行会社や業種・業態によって変動するが、大体は決算額の1.5%~3.5%

・入金サイクル
月2回(1~15日の売上入金は月末入金・15~月末日の売上入金は翌月の15日入金)

費用関連は比較的一般的なものに設定されています。
入金サイクルが少し遅い印象を受けますが、これは決済代行会社を通してAlipayを導入すればある程度は抑えることが出来るでしょうから、そこまで大きな問題ではないかもしれません。

2.Alipay(アリペイ)コネクトについて

それでは本題のAlipayコネクトについて解説していきます。

・Alipayコネクトとは

Alipayコネクトとは中国のAlipayを中心として、アジア圏の主要キャッシュレス決済ブランドと連携を図っている取り組みのことで、事業主の方はAlipayコネクトに一度申し込み・審査通過をすれば、言ってしまえばアジア圏の主要決済にまとめて対応することが出来るようになるという非常に便利なサービスです。

ご自身の事業においてアジア圏のお客様が多い場合などは、Alipayコネクトに対応している決済代行会社に加盟する(後ほどご紹介します)、あるいは利用している決済代行会社の他にインバウンド対策として新たにAlipayコネクトを導入するという方法をとると、より店舗の売り上げをあげることが出来るようになるかもしれません。

 ・Alipayコネクトで利用できる決済

Alipayコネクト一つを導入するだけで、利用できるようになる決済方法は現段階でAlipayの他に4種類あります。

・AlipayHK(香港)

AlipayHKは、香港の中で利用率トップのQRコード決済です。
日本で導入すれば中国人観光客の中でも比較的多い香港市民へ対応するには十分でしょう。

・Kakao Pay(カカオペイ)

Kakao Payは2014年にスタートした韓国発のバーコード決済です。
韓国国内外に約3000万人のユーザーを抱えており、韓国人観光客の対応にもってこいです。

・EZ-Link Wallet(イージーリンクウォレット)

EZ-Link WalletはEZ-Link社が提供するアプリから利用可能なシンガポール発のコード決済サービスです。
シンガポールでのペイメントユーザーアカウントは80万以上で、現地では交通系で利用シーンが多いサービスとなります。
もともと展開していたユーザー数600万人以上を抱えるEZ-link Cardという交通系ICカードの土壌を活かして、シンガポール国内で大きな支持を受けているキャッシュレス決済です。
シンガポールからの観光客への対応に非常に便利でしょう。

・Touch’n Go eWallet(タッチンゴーイーウォレット)

Touch’n Go eWalletはアプリから利用可能なマレーシア発のコード決済サービスです。
Alipayの親会社であるアントグループがある会社と共同出資をして設立されたTNG Digital Sdn Bhdという会社によって運営されており、約1,100万人のユーザーを抱えています。
マレーシア政府による電子決済の普及促進計画に選ばれたこともあり、マレーシア国内では特に大きな認知度を誇っています。

現状Alipayコネクトが対応しているのはこの4種類ですが、未定ではあるものの今後ますます規模の拡大が見込まれます。
Alipayは以下の6社にも出資・提携が報じられているのでAlipayコネクトはより一層使いやすいサービスへと進化することでしょう。

・Paytm インド
・truemoney タイ
・GCash フィリピン
・DANA インドネシア
・easypaisa パキスタン
・bKash バングラデシュ

3.決済代行会社について

それではここからはクレジットカードのタッチ決済を導入するにあたって、おすすめな決済代行会社について解説していきます。

・決済代行会社とは?

まず、「決済代行会社とは何か」「決済代行会社はどのような役割を持ったものなのか」という部分について解説していきましょう。
現金決済への対応だけでは獲得できなかったお客様を獲得するために、クレジットカード決済や電子マネー決済などのキャッシュレス決済をご自身の事業に導入しようと考える事業者の方は多いと思いますが、世の中には主要クレジットカードのブランド(VISA、JCB等)だけで7種類、主要電子マネー決済(Suica、iD等)だけで13種類、他にもQRコード決済も入れたらもっとたくさんの種類があります。
ここで問題なのが全てのブランドがそれぞれ異なる会社によって運営されているため、本来ならばそれぞれの会社(各キャッシュレス決済手段の各ブランドごと)に申し込みをして、必要資料の提出や決済端末の購入することで非効率的に導入し、導入後は各社ごとにばらばらの手数料を取られ、ばらばらのタイミングで売上金が入金されるため管理の必要があるといった風にキャッシュレス決済導入・運用のために莫大な時間・労力・コストを費やす必要があるのです。
これでは誰も導入したいなんて思わないですよね。
そこで非常に重要な役割を果たしてくれるのが決済代行会社です。
決済代行会社は事業者と様々なキャッシュレス決済運営会社との間を仲介するという役割です。

これによって事業者の方は一度決済代行会社に必要資料を提出すれば一気に様々なキャッシュレス決済を導入することができ、一台の端末で様々な決済手段に対応が可能になるうえに、売上金の振込日まで統一することが出来るようになりますから、キャッシュレス決済を導入する障壁が非常に低くなるというわけです。

・決済代行会社のメリットは?

次に、そんな役割を持った決済代行会社の加盟店になることの事業者にとってのメリットは何なのかを解説します。
先ほど本来ならば各ブランド・運営会社ごとに契約・管理をしなければならないため、導入や管理に莫大なコストをかけることになってしまうということを説明しました。
まず一つ目の決済代行会社のメリットとして、決済代行会社が仲介してくれることによって、事業者の方は一度決済代行会社に必要資料を提出すれば一気に様々なキャッシュレス決済を導入することができ、一台の端末で様々な決済手段に対応が可能になるうえに、売上金の振込日まで統一することが出来るようになりますから、キャッシュレス決済を導入する障壁が非常に低くなるというものが挙げられます。
それに伴った二つ目のメリットとして事業者の方が通常業務をしている間に決済代行会社が導入を進めてくれるため、事業者の方は通常業務のクオリティを落とすことなく営業を続けることが出来ます。
そして3つ目が、幅広いキャッシュレス決済に対応することが出来るようになるため新規顧客の獲得はもちろん、不十分な決済方法が原因による顧客の離脱を防ぐこともできます。
一人ひとりのお客様にお会計時まで満足頂くことはリピートに繋げるのに必要不可欠なのはご存知の通りです。
以上の3点が主な決済代行会社の加盟店になることの事業者にとってのメリットだと言えるでしょう。

・決済代行会社の種類

そんな決済代行会社には【ECサイト(オンラインショップ)向けのサービスを展開する会社】【実店舗(オフライン)向けのサービスを展開する会社】【両方ともに対応できるサービスを展開する会社】の3種類に分けられ、それぞれ競合がひしめき合っています。
今回の記事は実店舗向けのサービスを展開している決済代行会社について1章2章で詳しく解説していき、3章4章でおすすめの実店舗向け決済代行会社の紹介をしていくという実店舗向けの内容になっていますから、ここで少しだけECサイト(オンラインショップ)向けの決済代行会社についてご紹介します。

昨今の新型コロナウィルス感染症の影響で思うように店舗営業がうまくいかないという状況を受けて、新たにECサイト・オンラインショップを開設する事業者の方も多くいらっしゃいます。それらを運営していくためには基本的には現金決済は出来ませんから、クレジットカード払いやQRコード払いなどに対応しておく必要がありますし、店舗決済と異なり、システムやカートなどよりたくさんのことを考慮していかなければならないのがオンライン決済です。

ECサイト(オンラインショップ)向けのサービスを展開する決済代行会社】はそのようなシステム構築やカートの設置、最適な決済手段の導入相談まで幅広い業務を行ってくれます。
中でもおすすめのオンライン向け決済代行会社は、SBペイメントサービスです。
SBペイメントサービスはソフトバンクグループの決済部門を担当する会社で非常に安心感がありますし、サポートが手厚いのも魅力です。
もしECサイト(オンラインショップ)向けの決済代行会社を探しているという事業者の方はこちらの決済代行比較サイトも是非ご参照ください。
様々な決済代行会社を比較してくれているWEBサイトです。

4.おすすめの決済代行会社のご紹介

ここまではAlipayコネクトについて解説していきましたが、実は日本でもAlipayコネクトに対応している決済代行会社があります。
そのサービスの名前はAirペイです。

Airペイはリクルートライフスタイル株式会社が提供する店舗用の決済代行サービスで、事業者の方はiPhoneやiPadなどのタブレット端末さえ用意すれば、あとは決済端末が届けばすぐに決済への対応が可能になるというスマホ決済の代表格です。
前述した通り、AirペイはAlipayコネクトにしっかりと対応しており、Airペイ加盟店はAlipayHK、Kakao Pay、Touch’n Go eWallet、EZ-Link Walletの4種類の海外決済に対応することが出来ます。
そんなAirペイが気になった方はこちらの記事をご覧ください。
Air Pay(エアペイ)は何が違う?メリットや入金サイクルも解説!

そんな大きなメリットを持ったAirペイですが、一方でデメリットも当然あります。
それはオンライン決済に対応できないという点です。
これは事業内容を店舗型のみに限っている事業主の方にはあまり関係のない話になってしまうのですが、昨今の新型コロナウィルス感染症の影響もあり、オンラインショップ開設の需要が高まっているなか、Airペイは数ある決済代行会社の中で唯一オンライン決済に対応していません。もし実店舗運営だけで十分な利益を望むことが出来るのであれば必要ないですが、外出自粛が今後も続いていくと考えられている情勢においてそこまで確信を持てる事業主の方は少ないのではないでしょうか?
もし少しでもオンラインショップ開設に興味があるのであれば、Airペイの導入には慎重になったほうが良いかもしれません。

一方でAlipayコネクトには対応できていませんが、ECサイトを作る必要すらなくオンライン決済を行うことが出来るサービスもあります。
それはSquareです。

Squareはアメリカのサンフランシスコに本社を置くSquare社によって運営されていて、そのSquare社は今や世界中に3億3500万人ものユーザーを抱えるSNSであるTwitterのCEO兼共同設立者であるジャック・ドーシー氏が会長を務める会社であることからも、この会社の信頼性の高さが伺えると思います。
先日SquareオンラインチェックアウトというECサイトを作る必要がない、リンクを使った新しいオンライン決済の形を生み出したことで大きな話題になりました。
Squareオンラインチェックアウトに関する記事はこちらをご覧ください。
ECサイトがなくてもオンライン決済が可能に!Squareオンラインチェックアウトを解説!

AlipayコネクトのためにAirペイを導入しても良いでしょうし、オンライン決済のためにSquareを導入して、別で新しくAlipayコネクトを導入するのもアリでしょう。
ご自身の考え方や事業に沿った最適な選択を行ってください。

5.まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回はAlipayコネクトを中心におすすめの決済代行会社のご紹介まで行っていきました。
キャッシュレス決済の導入を考えている事業者の方の参考になれば幸いです。