Square(スクエア)とSTORES(ストアーズ)ターミナルのオンライン決済を徹底比較!

Square(スクエア)とSTORES(ストアーズ)ターミナルのオンライン決済を比較

目次
1.STORES(ストアーズ)ターミナルについて解説
2.STORES(ストアーズ)ターミナルオンライン決済(請求書決済)について解説
3.Square(スクエア)について解説
4.Square(スクエア)オンライン決済(請求書決済)について解説
5.Square(スクエア)オンラインチェックアウトについて解説
6.まとめ

Square(スクエア)とSTORES(ストアーズ)ターミナルのオンライン決済について解説!

今回は店舗用決済代行会社であるSquareとSTORESターミナルのオンライン決済に関して解説していきます。
この両社はどちらも店舗事業者にとって魅力的なサービスを取り揃えており、オンライン上での決済への対応もそのうちの一つです。
オンライン決済(請求書決済)はデリバリーやテイクアウトの当日先払い、オンライン診療・処方などで活用することができ、人々の決済シーンの幅を対面決済では実現できなかった部分まで広げることが出来ます。
昨今では、新型コロナウィルス感染症の影響で店舗営業だけでは十分な売り上げが確保出来ないという影響を受け、オンライン上での決済を行う事業者の方が非常に増えていますから、それぞれ特徴があるSquareとSTORESターミナルの2社のオンライン決済サービスを比較していきましょう。

1.STORES(ストアーズ)ターミナルについて解説

それではSTORESターミナルのオンライン決済(請求書決済)に関して説明していく前に、まずはSTORESターミナルそのものについてご紹介します。

・STORES(ストアーズ)ターミナルとは?

STORESターミナルは店舗用決済代行サービスのことです。
決済代行会社についてより詳しく知りたい方はこちらの記事もご参照ください。
店舗用決済代行会社の比較ポイント解説!おすすめの決済代行会社もご紹介!

これまではCoineyという名称でサービスを展開していましたが、2020年4月からサービス名をSTORESターミナルに変更してサービスを提供しています。
運営会社はもともとの名前のCoiney株式会社で代表は卜部宏樹という人物です。
卜部氏は大手ベンチャーとして有名なサイバーエージェントの取締役や株式会社AbemaTV取締役副社長を経て、2019年5月よりCoiney株式会社代表取締役社長に就任しました。
若くして数々の会社の幹部経験があることからもその実力の高さが伺えます。
STORESターミナル自体としては2013年に株式会社クレディセゾンと業務提携し、VISA・Mastercardブランドからサービスを開始しました。その後も三井住友海上キャピタルや三菱UFJキャピタルなどの大手企業から資金調達を果たすなど期待されているサービスであると言えるでしょう。

・STORES(ストアーズ)ターミナル導入のメリット

STORESターミナルを実店舗に導入するメリットをいくつか確認していきましょう。

・Wechat Payに対応している

STORESターミナルの大きなメリットとして、中国で多くの人が利用しているWeChat Payに対応しているという点でしょう。
もし自分の事業が中国人観光客を相手にすることが多い場合は非常に役立つことでしょう。

しかし一方で、日本国内ではほとんど普及していないサービスですし、STORESターミナルはこれ以外にQR決済に対応しているわけではないので中国人のお客様が少ない場合はあまりメリットとは言えないかもしれません。

・振込手数料が比較的安価

STORESターミナル(旧Coiney)は振込手数料が比較的安価であることが魅力の一つでしょう。
10万円以下の振込の場合は200円、10万円より上の額の場合は無料です。
しかし、本日紹介するSquareのように何円でも振込手数料無料のキャッシュレスサービスもあるのでそれと比べてしまうと少し魅力は劣るかもしれません。

・専用決済端末


これがSTORESターミナル(旧Coiney)の専用決済端末です。
規格は高さ:18㎜ 縦:103㎜ 幅:71㎜ 重さ:118g USB給電式 Bluetooth接続という一般的なものです。
デザインの観点だけから話すと、この専用端末はSTORESターミナル(旧Coiney)が独自に開発しているものではないため楽天Payのカードリーダーとほとんど同じような見た目をしています。
贔屓目に見てもそこまでスマートなデザインとは言い難いでしょう。
スペックとしては、ICチップ式クレジットカード・磁気テープ式クレジットカード・電子マネー決済(交通系)に対応していますから、必要十分なスペックは備えてあるといった印象です。
対応OSですが、STORESターミナルは一応iOS・Androidの両方の導入に対応していますが、Androidで導入した事業者の方は電子マネー決済には対応することが出来ません。
その為、ご自身の事業のお客様が電子マネー決済をお求めの場合は、iOS端末(iPhone・iPadなど)への導入をするのが良いでしょう。

・対応ブランド


STORESターミナルはクレジットカードではVISA・Master card・American Express・Diners Club・JCB・Discover Cardの6ブランドに対応しています。
国際ブランドにしっかりと対応していますから、日本国内のお客様はもちろん、インバウンド需要にも対応することが可能です。

また、クレジットカード決済に加え、交通系電子マネーへの対応も可能です。
クレジットカードを持てないお客様や取り扱い商品が安価なお店では非常に役立つ決済方法でしょう。

中国人観光客のお客様に向けて、WeChatPayというQRコード決済へも対応しています。
中国国内では非常に大きなシェアを持っている決済手段ですから普段から中国人のお客様が多いという事業者の方にとっては嬉しい決済手段です。

・費用・入金サイクル

まずSTORESターミナルを利用していくにあたってかかってくる費用に関してです。

決済端末購入費 条件付きで無料(条件外の場合:19,800円)
決済手数料 JCB・Dinersclub・Discoverのみ3.75% その他3.24%

月額固定費 無料
振込手数料 振込額10万円以上の場合は無料、10万円未満の場合は200円
取引手数料 無料
解約手数料 無料

次に入金サイクルについてです。
STORESターミナルには自動入金と手動入金の2種類の入金方法があり、最近手動入金の方がより使いやすくリニューアルされました。
それぞれ紹介します。

・自動入金


自動入金は月初から月末までの売り上げが翌月20日に自動で振り込まれるという形で入金が行われます。自分自身で入金依頼をする必要がない点は確かに便利かもしれませんが、月に一度しか振込がないというのはかなり遅い入金サイクルだと言えるでしょう。相当自社の資金に余裕があるならば自動入金でもいいかもしれませんが、あまりおすすめは出来ない入金方法です。ちなみに初期設定では手動入金に設定されています。

・手動入金

画像の通り、STORESターミナルは先日のリニューアルで翌日から入金依頼が可能になり、その翌日には入金が完了される最短2日という非常に素早い入金サイクルが実現されました。
Square社のように入金依頼不要で翌日に自動で振り込んでくれるサービスと比べたら多少見劣りしてしまいますが、それでも相当便利なサービスになりました。

2.STORES(ストアーズ)ターミナルオンライン決済(請求書決済)について解説

それではSTORESターミナルが提供している唯一のオンライン決済サービス、「STORESターミナルオンライン決済(請求書決済)」について解説していきます。


STORESターミナルオンライン決済(請求書決済)の使い方はいたってシンプルです。

まず必要情報を入力して、決済用のページ(送ったリンク先でお客様が着地する決済用のページ)を作成します。
入力する情報は、請求金額・件名・支払期日・備考、そしてお客様には表示されない決済メモの5種類です。
これらの情報を入力すれば、自動で決済用ページが生成されます。
次に、お客様に先ほど作成した決済用ページに行くためのリンクを送ります。
送付方法としては決済ページのURLをコピーしてLINEやメールなどのコミュニケーションツールで送付する方法と、お客さまのメールアドレスを管理画面のフォームに直接入力してそのメールアドレスに送付する2種類の方法があります。
最後に、そのリンクを受け取ったお客様が決済用のページに行き、カード情報を入力すれば決済完了です。

対応できるクレジットカードのブランドはVISAとmastercardの2種類のみですが、ほとんどのお客様には対応できると思うので、そこまで問題はないのではないでしょうか。
STORESターミナルのオンライン決済(請求書決済)の特徴は、決済用ページしか作ることが出来ないという点です。
後程ご紹介するSquareオンラインチェックアウトのように、商品の紹介と決済用ページを同時にお客様に提示できるわけではないため、オンラインでお客様に商品をご紹介するECサイトや商品紹介チラシなどを作成する必要性が出てきてしまうという点です。
このように書くとまるでSTORESターミナルのオンライン決済(請求書決済)が劣っているかのように見えてしまうかもしれませんが、決してそういうわけではなく、STORESターミナルのオンライン決済(請求書決済)は一般的なオンライン決済(請求書決済)であり、Squareオンラインチェックアウトが特徴的であるという意味です。

3.Square(スクエア)について解説

Square請求書決済やSquareオンラインチェックアウトについて解説していく前に、Squareというサービスそのものについて解説していきます。

・Square(スクエア)とは?


キャッシュレスサービスSquareはアメリカのサンフランシスコに本社を置くSquare社によって運営されています。
Square社は今や世界中に3億3500万人ものユーザーを抱えるSNSであるTwitterのCEO兼共同設立者であるジャック・ドーシー氏が会長を務める会社であることからも、この会社の信頼性の高さが伺えると思います。
アメリカでは2012年にこれまた大手であるスターバックスがアメリカの全店舗にSquareによるカード決済を導入したことで一気に知名度を上げ、また2013年に三井住友カードと提携を結び国内では最も早い同年5月から日本に進出してきました。
その後同年11月にはAmerican Expressと、2017年6月にはJCBと提携を結び、順調に成長を続けています。
またSquareは日本国内において、これまではクレジットカード決済にしか対応できていませんでしたが、2020年8月に主要電子マネー決済への対応を実現しました。着々と事業者にとっても、ユーザーにとっても使いやすいサービスへと進化を続けています。

・Square(スクエア)導入のメリット

STORESターミナルを実店舗に導入するメリットをいくつか確認していきましょう。

①手数料が最安値基準
Squareは数ある店舗用決済代行サービスの中でも、かかってくる手数料等の費用が非常に低く設定されています。
固定費や振込手数料等が一切かからないように設定されており、キャッシュレス決済を導入する際のネックになってしまいがちな費用面での不安を取り除いてくれています。
※具体的な費用設定に関しては後ほど解説いたします

②対応スピードが段違い
Squareは非常に素早いスピード感を持って、事業者の方々に対応してくれます。
具体的に何が速いかというと、導入手順・審査スピード・入金サイクルの3つです。
導入手順はSquareアカウントの作成と専用無料アプリを入れればほとんど完了するというたった2ステップで、審査スピードは最速で即日です。
入金サイクルは三井住友銀行とみずほ銀行利用店舗は翌日入金、その他の銀行も一週間に一度振込を行ってくれますし、さらに振込手数料も完全無料です。
不要な手続きや遅いレスポンスはビジネスにおいて非常に邪魔なものですから、その部分を最大限まで対策してくれているのは非常に便利だと言えるでしょう。

③専用決済端末のデザイン性が非常に高い
まるでApple製品を彷彿とさせるようなシンプル且つ洗練されたデザインです。
実はSquare社のハードウェア担当責任者であるジェシー・ドロガスカー氏はSquare社入社前にはApple社でエンジニア取締役を務め、iPhoneやiPadのビジネスに携わった経歴の持ち主であることも影響しているのでしょうし、AppleやMicrosoft出身の社員が多く在籍しているのも大きな意味を持っているでしょう。
例えば客単価が高い店舗や、全体的にスタイリッシュな世界観を持って運営している店舗などでは顧客体験の最終部分である決済の部分も手を抜かないことが重要です。
Squareの決済端末ならばそれに一役買ってくれることは間違いないでしょう。

・専用決済端末


これがSquare(スクエア)の専用決済端末「Square reader」です。
高さ:10㎜ 幅:66㎜ 奥行き:66㎜ 重さ:56gと非常にコンパクトで、また上面と下面が人間が美しいと感じやすい正方形をしているため清潔で洗練された印象が持てます。ちなみに重さ56gは卵一個分くらいの重さです。非常に軽いですね。「Square reader」は他社とは異なり端末を自社開発しているため、ここまで高いデザイン性を実現しています。
スペックとしてはICチップ式クレジットカード・磁気テープ式クレジットカード・電子マネー決済に加えて、クレジットカードタッチ決済 (American Express Contactless・JCB Contactless・Visa payWave・Mastercard Contactless)にも対応しています。このクレジットカードのタッチ決済は海外では既に非常に浸透している決済方法で、間違いなく日本国内にも近いうちに流行します。そんな決済手段にいち早く対応しているのは決済代行会社の中でも珍しいです。
対応OSはiOSにもAndroidにも対応可能です。ご自身の使いやすい端末を選ぶと良いでしょう。”

・対応ブランド

SquareはクレジットカードではVISA・Master card・American Express・Diners Club・JCB・Discover Cardの6ブランドに対応しています。
ICチップ式・スキャン式はもちろんですが、タッチ決済にも対応していますから、STORESターミナルよりもより一層幅広い決済に対応することが出来ます。
Squareを導入していて、クレジットカード決済において対応できないということはほぼ確実にないと断言できるでしょう。
Squareは2020年8月から主要電子マネー決済への対応を開始しました。STORESターミナルは流通系電子マネーにしか対応できませんが、Squareは交通系電子マネーに加えて、iDとQUICPayという流通系電子マネーの2大巨頭への対応も可能としています。

・費用・入金サイクル

まずSquareを利用していくにあたってかかってくる費用に関してです。

決済端末購入費 7,980円
決済手数料 iD・QUICPayのみ3.75% JCBのみ3.95% その他は3.25%

月額固定費 無料
振込手数料 無料
取引手数料 無料
解約手数料 無料

次に入金サイクルについてです。
Squareの入金サイクルは「三井住友銀行・みずほ銀行向け入金サイクル」と「その他の銀行向け入金サイクル」の2種類に分けられます。
それぞれご紹介していきます。

・三井住友銀行・みずほ銀行向け入金サイクル

三井住友銀行またはみずほ銀行を登録している加盟店は12:00~23:59までの決済額が翌営業日に入金依頼をすることなく自動で入金されます。週末を除くと、ほぼ入金サイクルは一日という非常に素早いものであるということがわかります。※添付画像参照
さらに魅力的な点が、振込手数料はSquare社が負担してくれるため、入金サイクルにおいてお金が一切発生しないということです。
三井住友銀行・みずほ銀行を利用していれば入金サイクルが速い・余計なお金が一切かからないという最高のキャッシュレス決済環境を整えることが出来るというわけです。

・その他の銀行向け入金サイクル

三井住友銀行・みずほ銀行以外の金融機関を利用している場合は毎週木曜日0:00から翌週水曜日23:59までの決済額が、翌週金曜日に入金されます。
こちらも振込手数料はSquare社が負担してくれるため、入金サイクルにおいて余計なお金は発生しませんし、入金依頼を必要とせず自動で入金してくれます。

4.Square(スクエア)オンライン決済(請求書決済)について解説

それではSquareが提供している一つ目のオンライン決済サービスである請求書決済について解説していきます。
Squareが提供する請求書決済も基本的にはSTORESターミナルが提供している請求書決済と基本的な部分の機能は大差ありません。
使用方法はまずお客様の名前とメールアドレスを設定し、商品を選択すれば簡単にオンライン請求書を発行・送信することが可能です。
お客様が受け取ったメールに記載されているURLサイトでクレジットカード情報を入力すれば決済が完了します。

対応可能なクレジットカードのブランドは、6大国際ブランド(VISA・Master card・American Express・Diners Club・JCB・Discover Card)全て。
その為、ほとんどのお客様に対応できるという部分では、STORESターミナルよりも優れていると言えるかもしれません。
また、Square請求書決済がSTORESターミナル請求書決済よりも優れている点という部分で話を広げると、Square請求書決済は一度入力されたクレジットカード情報を安全に保存しておいてくれるため単発の支払いへの対応はさることながら、リピート顧客への再発行や月謝などの継続課金などにもスムーズな対応をすることが出来るという点が非常に便利です。
さらに請求書を送る前段階の見積書などの作成・送信もすることが可能で、同意を得ることができればそのままワンタップで請求書の作成をすることが出来るというオンライン決済の強みを最大限に享受することが出来ます。
これはSquare請求書決済ならではの魅力ですから、十分に検討の価値ありだと言えるでしょう。

5.Square(スクエア)オンラインチェックアウトについて解説

次にECサイトを作ることなく会計リンクのみで商品の紹介や決済をその場で行うことが出来るSquareオンラインチェックアウトというSquare独自の決済サービスについて解説していきます。
Squareオンラインチェックアウトは自分がオンライン上で販売したい各商品ごとにリンクを作成(所要時間数分程度)し、それをお客様に共有するだけで、ECサイトを作る労力を割くことなく手軽にオンライン上の決済を始めることが出来るというサービスです。

Squareオンラインチェックアウトは、請求書決済と違って特定のお客様に向けてそのたびに作るのではなく、一度商品の紹介と会計情報入力フォーマットを載せたリンクを作成し、それを例えばご自身の事業のSNSやインターネットなどで拡散させれば一度に不特定多数のお客様に向けて情報発信をすると同時に決済を行うことが出来るというものです。

費用としては決済端末費用の他に毎決済ごとの3.6%の手数料のみですから、非常に良心的な値段設定をされています。
対応している決済方法としては、VISA・Mastercard・American Expressの3種類のクレジットカード決済のみとなっています。
より詳しくSquareオンラインチェックアウトについて知りたい方はこちらの記事を是非ご覧ください。
ECサイトがなくてもオンライン決済が可能に!Squareオンラインチェックアウトを解説!

6.まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回はSTORESターミナル請求書決済とSquare請求書決済、Squareオンラインチェックアウトについて解説していきました。
STORESとSquare、どちらを導入しようかお悩みの方に少しでも参考になれば幸いです。